今回は、「巧技台 ビーム」を使った運動遊びのまとめです。
ビームはまる面とたいら面の両面が使える仕様になっているのが特徴です。
反対側の面に変えるだけでも体の使い方が変わります。
これらを踏まえて遊び方を工夫し、使う環境(広さや子どもの年齢、人数など)に合わせて運動遊びを実践してみましょう!
- 巧技台は屋内用です。
- 高所で使用するときはマットを使用しましょう。
- 遊ぶ前に「ささくれがないか」「破損がないか」などの点検をしましょう。
危険と思われる場合はすぐに使用を中止し、販売店までご相談ください。 - 巧技台遊びをする際は大人の方の付き添いが必要です。
- 幼児、児童(小学校低学年)対象の運動遊具ですので大人の方は使用しないでください。
- 巧技台を高く積み上げる際は付属の安全ベルトを必ずご使用下さい
巧技台ビームを使った室内運動遊びの例
必須マークがついているものは組むのに必ず必要な巧技台パーツです。
01 平均台を渡ろう!

遊び方:ビームの上をバランスを取りながらまっすぐ渡ります。行きはたいら面、帰りはまる面と往復します。
ワンポイント!
橋を渡るように慎重に…と想像力を働かせて行ってみましょう。
※難しい場合は、まずはすり足をするように渡ってみましょう。
レベルアップ!!
年齢や能力に合わせて、小わくや大わくを使い高さを上げて行ってみましょう!
02 ライオンになって2本橋を渡ろう!

遊び方:両端にふたを1つずつ置いてビームを2本かけます。ライオンになりきって堂々と渡ってみましょう!
ワンポイント!
手と足を踏み外さない様に初めはゆっくりと行いましょう。
レベルアップ!!
他の動物にもなりきってみましょう!
03 一本橋をキリンさん歩き!

遊び方:ビーム一本の上を四つ這いで渡ってみましょう
ワンポイント!
バランスを崩しやすいので左右にマットを敷きましょう
レベルアップ!!
慣れてきたら後ろ向きや横向きでも挑戦してみましょう
04 おさるさんでぶら下がろう!

遊び方:ビームを抱きかかえるようにぶら下がってみましょう。
ワンポイント!
子どもと一緒に10秒間数を数えながらぶら下がってみましょう。
レベルアップ!!
ぶら下がったまま移動してみましょう!
05 でこぼこ橋を渡ってみよう!

遊び方:写真のようにビームを交差させて組みます。手と足で体を支えながらビームの上を横歩きしてみましょう!
ワンポイント!
手(頭)が下になるときは前方にバランスを崩さないようにゆっくりと行いましょう。
レベルアップ!!
ライオン歩きやくも歩きなど渡り方を色々変えて行ってみましょう!
06 くまになって崖のぼり!

遊び方:ビームを横に並べて階段を作ります。くまになりきって崖(段差)を登ってみましょう!
ワンポイント!
手と足を踏み外さないように焦らずゆっくりと行うように声かけしましょう(大きなくまが堂々と歩くように)
※必ずマットを使用して下さい。
レベルアップ!!
・反対から渡る
・段差の高低差を変える(真ん中を一番高くすれば山道になります)
・一部分だけ斜めにする
・たいら面⇒まる面に変える
いろいろ工夫できます!
07 へびになってくねくね渡ろう!

遊び方:へびのようにビーム間をくねくねと通り抜けます。
ワンポイント!
ビームが上に外れないように必ず指導者を側に配置しておこないましょう
レベルアップ!!
・足からくぐる。
・どのように反対側に行くか子どもたちと一緒に考えてみても楽しめます!
08 ビームで木登り

遊び方:ビームを斜めにかけて登り棒を渡る様に進みます。
※傾斜は50㎝差まで連結可能
ワンポイント!
手と足の力を使って落ちないようにしっかりつかまりましょう!
レベルアップ!!
反対向きで登る、降りるなど身体の向きを変えて行ってみましょう!
おわりに
遊び時間の中で巧技台を組み替えるときに「工事中です!」や「どこが変わったでしょう?」などの声かけをすると待ち時間もワクワクしますね!
今回は巧技台ビームを使った運動遊びをご紹介しました。このほかにも、他の巧技台と組み合わせたり、ボールやカラーコーン・ソフト積木など他の遊具と組み合わせることで様々な運動遊びを行えます。
子どもたちの様子を良く観察し、楽しい運動遊びを実践してみましょう!